短期間でスタイルアップしたい!と願う方なら、様々な運動を組み合わせて最短で最高の効果を得たいと思っていることでしょう。
しかし、やみくもに運動をすれば効果が得られるというものでもありません。
運動には効果が最大限に得られる順番というものがあるのです。
今回は、ヨガとウォーキングを組み合わせる場合、どのような順番が良いのかについて、その理由とともにお伝えします。
ヨガの後にウォーキングをすべき理由
ダイエット目的でヨガとウォーキングを組み合わせて行う場合、最も効率的に効果を得られるのは、ヨガの後にウォーキングという順番で行うことです。
それには次の2つの理由があります。
1つ目は、ダイエット効果を最大限に上げるには、筋肉を鍛えた後の有酸素運動が効果的だからです。
ウォーキングは有酸素運動にあたります。
身体に沢山の酸素を取り込む運動なので、有酸素運動と呼ばれます。
軽度から中度の負荷を継続的にかけることで、筋肉を動かす際必要とするエネルギーを身体の中の脂肪を燃焼することでまかなうのです。
だから有酸素運動はダイエット効果が高いと言われるのですね。
この有酸素運動のダイエット効果を高めるために必要なのが、先に身体を温めておくことなのです。
こうすることで、すぐに脂肪が燃焼しやすい状態に身体を持っていくことができます。
つまり先にヨガを行い、筋肉を動かしておくと、その後の有酸素運動のダイエット効果が得られやすいということなのです。
さらに、有酸素運動を行う前に身体を温めておくと、怪我をしにくくなるという効果もあります。
そして、筋肉がほぐれているので、その後のウォーキングでも全身の筋肉をのびのびと使えるようになりますよ。
また、ヨガの後にウォーキングという順番で行うのが良いとされる理由の2つ目としてあげられるのが、インナーマッスルを活性化させることができるというものです。
ただ痩せているだけの貧相な身体は美しいとは言えませんよね。
運動をして美しいプロポーションを目指す方なら、引き締まって健康的な身体を目指すはずです。
そのようなボディに必須なのが、インナーマッスルです。
ヨガは決して激しい運動ではありませんが、このインナーマッスルを鍛えるのにはとても効果的だと言われています。
そしてこのインナーマッスルは、使い方を覚えればヨガの時だけでなく、歩いたり家事をしたりというような日常生活でも鍛えることが可能なのです。
だから、ウォーキングを行う前にヨガを行なって、インナーマッスルを目覚めさせるのが良いとされているのです。
ホットヨガの場合はどうなる?
ここまでは、一般的なヨガについてお話ししてきましたが、これがホットヨガでも内容は変わりません。
ホットヨガも、身体を温め、インナーマッスルを鍛える運動です。
ホットヨガの後にウォーキングを行うことで、より高い脂肪燃焼効果が得られるでしょう。
この際注意していただきたいのが、水分をしっかり摂るということです。
ホットヨガは高温多湿の環境で行うので、身体を温める効果がかなり高い分、体内の水分も汗としてどんどん外へ出されます。
これはデトックス効果として身体に良いのですが、出ていった分の水分はしっかりと補わないと脱水症状を起こしてしまいます。
ホットヨガの後にウォーキングを行うとなると運動時間も長いですし、体力も使うことと思います。
あまり無理をせず身体が喜ぶ程度の運動量に抑えて、それを長く継続できるようにしましょうね。
正しいウォーキング方法
それではここからは、正しいウォーキング方法についてご紹介していきます。
なんとなく歩いていても運動の効果は得られますが、どうせ時間を使うならば最大限の効果を得たいですよね。
ウォーキングで大切なことは、正しい姿勢です。
まっすぐ立ち、耳からくるぶしまでが一直線になるよう意識してみましょう。
そうすることで、腹筋と背筋がバランス良く使われ、両方が鍛えられることとなります。
また、ウォーキングでの正しい足の運び方は、膝を曲げずにかかとから着地をするというやり方です。
腰から前に進むイメージで、最後はつま先で、グッと蹴り出します。
滑らかな体重移動を意識しましょう。
その際、歩幅は大きめに取ってください。
ダイエット効果が高まります。
スピードは普段より少し早めの、時速3キロから5キロくらいが良いとされています。
腕を自然に振りながら歩くと、リズムが生まれていいですね。
呼吸にも意識を向けて、1つ吸ったら2つ吐くというリズムで行ってみましょう。
さらに負荷をかけたい場合は、手にダンベルを持つとダイエット効果が高まりますよ。
まとめ
ヨガの後にウォーキングを行った方が、高いダイエット効果が得られるということがわかりましたね。
せっかく同じ運動をこなすなら、より高い効果を得られた方が嬉しいものです。
今回初めて知ったという方は、これからはヨガの後に少しウォーキングを取り入れてみるのもいいかも知れません。